Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報含む粗大ごみ関連書類が所在不明 - 船橋市

千葉県船橋市は、個人情報含む粗大ごみの関連書類が所在不明になっていることを明らかにした。

同市によれば、クリーン推進課において受注者や委任者の氏名、住所、役職、印影などが含まれる粗大ごみ関連の書類が所在不明になっているもの。2023年8月ごろ、同課において見当たらないことに気づいた。

具体的には、粗大ごみ処理手数料収納業務委託契約書の市控え27件、粗大ごみ処理手数料収納実績報告、請求、受領に関する委任状6件、粗大ごみ処理券の納品依頼、受領に関する委任状6件、粗大ごみ処理券管理簿を電磁的に管理する承認に関する申請書13件を紛失した。

継続的に執務室や書庫内を捜索したが発見できなかった。同市では、これら書類について外部へ持ち出すことはないと説明。不要書類と一緒に誤って廃棄した可能性が高いという。

契約の内容については、電子データを保管しており、確保されているとしている。同市では対象となる受注者に経緯の説明と謝罪を行った。

(Security NEXT - 2024/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職員アカウントが侵害、迷惑メールの踏み台に - 中部生産性本部
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
非常用個人情報を電車に置き忘れ、車庫で回収 - 静岡市
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
複数サーバやPCがランサム被害、影響など調査 - 三晃空調
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催