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ランサム被害で取引先関連情報が流出した可能性 - シークス

電子機器の製造受託サービスなどを提供しているシークスは、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けた問題で、サーバ内のデータが外部に流出したことを明らかにした。

同社では、4月24日に一部サーバがランサムウェアにより侵害され、外部からアクセスされたことが判明。事態を公表するとともに、感染経路や被害の影響など調査を進めていた。

同社は今回のサイバー攻撃について、同社従業員のアカウント情報を入手した第三者による不正アクセスだったと説明。

侵害されたサーバ内に保存されていた一部データが外部へ送信されたことを確認したという。

流出した可能性があるのは、業務で取引先とやり取りした書類やメールなどのファイルで、1603人分の個人情報が含まれる。

(Security NEXT - 2024/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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