Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

電子版会員の個人情報がウェブから閲覧可能に - 熊本日日新聞

熊本日日新聞社は、電子版の会員に関する個人情報が一時ウェブサイト上で閲覧できる状態となり、外部に流出したことを明らかにした。

同社によれば、2021年8月時点における同社新聞電子版の利用者2万8777人分の名簿がウェブサイト上で閲覧できる状態となってい
たもの。氏名や住所、電話番号、メールアドレスが含まれる。

電子版サーバの移行において、委託先開発ベンダーによるシステム環境の設定に不備があったという。7月22日11時半ごろ、外部から指摘があり問題が発覚した。

7月21日10時56分から同月22日11時58分にかけて、ウェブ上で閲覧できる状態となっていた名簿に対し、13回のアクセスが行われていた。

開発ベンダーに連絡し、同日12時20分ごろまでに外部へ公開されている状態を解消。7月23日に対象となる会員へメールで経緯を説明し、謝罪した。また個人情報保護委員会への報告を行っている。

(Security NEXT - 2024/07/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
個人情報含むPCで侵害確認、影響を調査 - 小樽商科大同窓会
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
サーバに攻撃の痕跡、一部情報流出を確認 - 人材サービス事業者
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県