WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
WordPress向けプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性が明らかとなった。
同プラグインは、eコマースプラットフォームである「WooCommerce」向けに提供されているソーシャルログイン用プラグイン。あらたに3件の脆弱性が判明した。
「CVE-2024-6636」は、アカウント登録時にデフォルトのロールを管理者へ変更できる脆弱性。DefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において「CVE-2024-6636」のベーススコアを「9.8」とし、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
さらにユーザーのメールアドレスを知っている場合、管理者以外の既存ユーザーとしてログインすることが可能となる「CVE-2024-6635」、ワンタイムパスワードに対するブルートフォース攻撃が可能となる「CVE-2024-6637」が明らかとなった。ともにCVSS基本値を「7.3」、重要度を「高(High)」と評価している。
開発者は「同2.7.4」にてこれら脆弱性を修正。アップデートが呼びかけられている。同プラグインに関しては、6月から7月にかけて影響の大きいPHPオブジェクトインジェクションの脆弱性「CVE-2024-37502」「CVE-2024-5871」なども判明し、修正されている。
(Security NEXT - 2024/07/23 )
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