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2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加

一方、脆弱性の探索や侵入、感染の試行などを行う「スキャン」行為は689件。前四半期の697件からわずかに減少している。

「ウェブサイト改ざん」についても前四半期の57件から43件へと減少した。正規のサイトに不正なPHPのコードを挿入し、ブラウザの通知機能を悪用して外部サイトに誘導する事例が確認されている。

「マルウェアサイト」は前四半期と変わらず45件。「標的型攻撃」は2件、「DoS/DDoS」は3件だった。

「制御システム関連」のインシデントは、前四半期に引き続き報告がなかった。

(Security NEXT - 2024/07/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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