6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
同協議会が調査用メールアドレスに着信したフィッシングメールを分析したところ、送信元として正規のドメインを偽装したいわゆる「なりすましメール」は約53.3%。前月の約53.4%から0.1ポイント減となった。
このうち約30.6%は、送信ドメイン認証技術「DMARC」で受信拒否や隔離が可能。約22.7%は、「DMARC」のポリシーが「none」とされていたり、「DMARC」そのものが設定されていなかった。
一方、約46.7%は独自ドメインを用いて送信されたフィッシングメールだった。前月の約46.6%からほぼ横ばいとなっている。
このうち約15.6%は「DMARC」認証に成功。また約85.9%については逆引きが設定されていないIPアドレスから送信されていた。
(Security NEXT - 2024/07/22 )
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