Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オンライン会議「Cisco Webex Meetings」にバグ - 情報窃取に悪用

Cisco Systemsは、「Cisco Webex Meetings」にバグが存在し、悪用されて情報漏洩が生じたことを明らかにした。

同社によると、5月初旬に「Cisco Webex Meetings」に関する複数のバグを特定したという。

同バグは、特定の顧客におけるWebexの実装において、会議情報とメタデータを窃取するための調査活動に悪用されたものと見られている。

同社では現地時間5月28日までにワールドワイドにおいて問題のバグを修復。ログより会議情報などへアクセスされたことが確認された顧客に対して通知を行った。

同社では調査を継続し、不正な活動についても監視しているが、バグの修正後、データを取得しようとする同様の活動は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2024/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開