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「OpenSSL」にUAF脆弱性、影響は限定的 - 今後のリリースで修正を反映

「OpenSSL」の開発チームは、一部API関数に脆弱性が見つかったことを明らかにした。今後リリースするアップデートで修正する見込み。

関数「SSL_free_buffers 」に解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-4741」が明らかになったもの。

同関数を呼び出すアプリケーションのみ影響があり、脆弱性を悪用されると任意のコードを実行されたり、サービス拒否、データの破損などが生じるおそれがある。

一方でアプリケーションが同関数を利用することはほとんどないとして、開発チームでは重要度を「低(Low)」と評価した。悪用も確認されていない。

ソースリポジトリで修正したが、アップデートはすぐに用意せず、今後リリースする「同3.3.1」「同3.2.2」「同3.1.6」「同3.0.14」「同1.1.1y」に修正を反映する予定。

(Security NEXT - 2024/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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