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「Redmine」向けドキュメント管理プラグインに脆弱性

プロジェクト管理ソフトウェア「Redmine」向けに提供されているプラグイン「Redmine DMSF Plugin」に脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

同ソフトウェアは、ドキュメント管理機能を追加するプラグイン。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、パストラバーサルの脆弱性「CVE-2024-36267」が明らかとなったもの。

悪用には「Redmine」へログインする必要があるが、サーバ上で任意のファイルを取得されたり、削除されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「8.8」と評価されている。

つくばセキュアネットワークリサーチが情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整した。

開発者は5月6日にリリースした最新版となる「Redmine DMSF Plugin 3.1.4」にて同脆弱性を修正している。

(Security NEXT - 2024/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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