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バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは、「CVE-2024-26023」が「6.8」、「CVE-2024-26023」が「6.5」と評価されている。

ただし、設定でインターネット側のリモートアクセス設定を許可している場合、WAN側より攻撃を受けるおそれがある。また脆弱性の組み合わせにより、さらにリスクが高まる点に注意が必要。

これら脆弱性は、サイバーディフェンス研究所の永岡悟氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

バッファローでは、脆弱性を修正したファームウェアのアップデートを用意。利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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