Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破

2024年第1四半期に「JVN iPedia」へ登録された脆弱性の種類を見ると、「クロスサイトスクリプティング」が2198件で最多。「境界外書き込み」が891件、「SQLインジェクション」が876件、「クロスサイトリクエストフォージェリ」が611件と続く。

脆弱性の影響を受ける製品としては、Qualcomm製のファームウェアがもっとも多く、2889件の登録があった。「Android」が521件、「macOS」が292件で続いている。

カテゴリ別に見ると、上位20製品のうち11製品が「OS」だった。ブラウザの「Chrome」や「Firefox」なども入っている。

産業制御システムの脆弱性は、同四半期に429件登録された。累計で6162件が登録されている。

20240418_ip_002.jpg
2024年第1四半期にあらたに登録された脆弱性の種類(グラフ:IPA)

(Security NEXT - 2024/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Fortinetの「FortiOS」に複数脆弱性 - 重要度は「中」
中学校生徒の個人情報含む修学旅行のしおりを紛失 - 仙台市
子育て支援センターの登録者カードが所在不明 - 新潟市
案内メール誤送信で会員のメアド流出 - 生活クラブ生協
「MS Edge」がゼロデイ脆弱性を解消 - 前版ベースに急遽対応
「Dropbox Sign」の侵害、登録セキスペ向け演習の受講者にも影響
外部アプリより利用する「OpenSSL」の一部関数にDoS脆弱性
ゲームイベントサイトに攻撃、出展者の掲載画像が消失
アンティーク雑貨通販サイトに不正アクセス - ジョイフル本田
ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も