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まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を

リスクは休暇中だけでなく、休暇明け直後も上昇する。

休暇中にOSや各種ソフトウェアの修正プログラムが公開されていないか確認し、最新の状態へ更新してから業務をはじめたい。サーバなどで不審なアクセスが発生していないか各種ログを確認し、異常が見られる場合は早急な調査が必要となる。

休暇中に持ち出していたパソコンやUSBメモリなどを組織のネットワークへ接続する場合は、セキュリティ対策ソフトで事前にスキャンし、ネットワーク内部にマルウェアを持ち込まないよう注意する。

休暇期間中にメールが多く届き、対応に追われることも想定される。忙しさから対応が甘くなることを見越して、悪意あるメールが送りつけられている可能性もある。メールチェックには細心の注意を払い、添付ファイルやURLを安易に開かないようにすることが重要だ。

なお、各社が定例アップデートを公開する米時間第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」は5月14日(日本時間5月15日)とゴールデンウィークの翌週となっている。

(Security NEXT - 2024/04/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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