「Node.js」が脆弱性2件を修正 - さらなるアップデートも予定
「Node.js」の開発チームは、現地時間4月3日にアップデートを公開し、2件の脆弱性に対応した。現地時間9日にもさらなるアップデートを予定している。
細工されたパケットによりアサーションエラーが生じ、「HTTP/2サーバ」がサービス拒否に陥る「CVE-2024-27983」や、HTTPリクエストスマグリングの脆弱性「CVE-2024-27982」を修正したもの。
重要度をそれぞれ「高(High)」「中(Medium)」とレーティングしている。さらにサードパーティ製ライブラリ「llhttp」「undici」に起因する2件の脆弱性に対応した。
現地時間4月3日にこれら脆弱性を解消した「Node.js 21.7.2」「同20.12.1」「同18.20.1」を公開している。
また開発チームでは、現地時間4月9日に重要度「高(High)」とする脆弱性を修正するアップデートについて準備を進めているという。「同21.x」「同20.x」「同18.x」のいずれも影響を受けるとしている。
(Security NEXT - 2024/04/09 )
ツイート
PR
関連記事
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
他県で実施した中学校自然教室で生徒名簿が所在不明に - 横浜市
誤った住所へ会員証を送付、システムトラブルで - JAF
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
ファッション通販サイトに不正アクセス、通知メールが送信
サイバー攻撃で元従業員情報が流出した可能性 - クミアイ化学工業
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供