Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」にセキュリティアップデート - 脆弱性3件を修正

Googleは現地時間4月2日、脆弱性などを修正した同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。

WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 123.0.6312.107」「同123.0.6312.106」「同123.0.6312.105」、Linux向けに「同123.0.6312.105」をリリースしたもの。

今回のアップデートにおいて脆弱性3件に対処したことを明らかにした。いずれも重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

「CVE-2024-3156」は、スクリプトエンジン「V8」における実装不備の脆弱性。同じく「V8」における域外メモリへアクセスする「CVE-2024-3159」に対処した。

またブックマークにおいて解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-3158」を解消している。

今後、数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。今回修正された脆弱性は以下のとおり。

(Security NEXT - 2024/04/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
サイトDBより個人情報流出の可能性 - リゾート施設運営会社
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
フォームで個人情報が閲覧可能に、社内共有時のミスで - スーパーチェーン