複数端末がマルウェア感染、情報流出の可能性 - 富士通
富士通は、複数の業務用端末がマルウェアに感染し、個人情報や顧客情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、複数の業務パソコンからマルウェアが見つかったもので、調査を行ったところ、個人情報や顧客情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態だったことが判明したという。
関連する端末については切り離し、他端末についても監視を強化するなど対策を講じた。情報流出の有無を含めた影響やマルウェアが侵入した経緯など調査を進めている。
3月15日の時点で、個人情報が悪用されたといった報告は確認されていないが、個人情報が流出した可能性を踏まえ、個人情報保護委員会へ事態を報告した。対象となる個人や顧客には、個別に報告を行うとしている。
(Security NEXT - 2024/03/18 )
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