Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性3件を修正

マイクロソフトは、現地時間2月29日に同社ブラウザのセキュリティアップデート「Microsoft Edge 122.0.2365.63」をリリースした。複数の脆弱性を修正している。

ベースとなる「Chromium 122.0.6261.95」「同122.0.6261.94」がリリースされたことを受け、アップデートを公開したもの。現地時間2月23日にもアップデートとなる「Microsoft Edge 122.0.2365.52」を公開しているが、異なるアップデートとなる。

「Chromium」にて修正されたスクリプトエンジン「V8」に関する脆弱性2件「CVE-2024-1938」「CVE-2024-1939」にくわえて、「Microsoft Edge」独自の修正として脆弱性「CVE-2024-26196」に対応した。

「CVE-2024-26196」は、細工されたURLをクリックすると情報漏洩が生じるおそれがある脆弱性。Android版のみ影響を受けるとしている。

同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアを「4.3」、重要度を4段階中もっとも低い「注意(Low)」とレーティングした。

(Security NEXT - 2024/03/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
県営住宅入居者の個人情報含む書類、強風で飛散 - 愛知県
個人情報含む道路占用届書をメール誤送信 - 国交省
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
MS 365アカウントに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - セガ子会社