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「GitHub Enterprise Server」に10件の脆弱性 - アップデートで修正

GitHubは、現地時間2月13日に複数の脆弱性に対処した「GitHub Enterprise Server」のアップデート「同3.11.5」「同3.10.7」「同3.9.10」「同3.8.15」をリリースした。

セキュリティに関する修正を行っており、「同3.11.5」「同3.10.7」「同3.9.10」についてはCVEベースで10件、「同3.8.15」では「CVE-2024-1482」を除く9件の脆弱性に対応している。

開発チームでは、9件について重要度を「高(High)」、1件については「中(Medium)」とレーティングした。またCVE番号は採番されていないが、重要度が「低(Low)」とされる問題を解決している。いずれもバグ報奨金プログラムを通じて報告されたという。

個々の脆弱性を見ると、コマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-1355」「CVE-2024-1359」「CVE-2024-1369」「CVE-2024-1372」「CVE-2024-1374」「CVE-2024-1378」の6件については、いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.1」と評価されており、重要度は「クリティカル(Critical)」となっている。悪用には管理コンソールにおける編集者が必要だという。

同じくコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-1354」についてはCVSS基本値を「8.0」、認証の不備「CVE-2024-1482」については「7.1」としており、ともに重要度は「高(High)」。のこる2件については「中(Medium)」とされている。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-1082
CVE-2024-1084
CVE-2024-1354
CVE-2024-1355
CVE-2024-1359
CVE-2024-1369
CVE-2024-1372
CVE-2024-1374
CVE-2024-1378
CVE-2024-1482

(Security NEXT - 2024/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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