キヤノンのSOHO向け複合機やプリンタに深刻な脆弱性
キヤノン製の小規模オフィス向け複合機およびレーザープリンタに複数の脆弱性が明らかとなった。最新のファームウェアへアップデートするよう呼びかけられている。
複合機「MF755Cdw」「MF753Cdw」「MF751Cdw」に7件、プリンタ「LBP674C」「LBP672C」「LBP671C」に6件の脆弱性が明らかとなったもの。
いずれもバッファオーバーフローにより、域外メモリにデータを書き込むおそれがある脆弱性。認証を必要とせず、ネットワーク経由で悪用されるおそれがあり、任意のコードを実行されたり、サービス拒否に陥るおそれがある。
キヤノンでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアをいずれも「9.8」と評価している。
脆弱性について周知を図るため、同社がJPCERTコーディネーションセンターへ報告を行い、調整が行われた。2月5日の時点で脆弱性の悪用は確認されていないという。
(Security NEXT - 2024/02/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
海外グループ会社にサイバー攻撃、影響など調査 - ミタチ産業
DDoS攻撃観測数、前月から微減 - 最大トラフィックは縮小
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
教員が小学校授業で過去の年賀ハガキを教材利用 - 横須賀市
生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市