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委託先医療機関が他社の健診結果を誤送付 - ITS健保

関東ITソフトウェア健康保険組合は、健康診断業務の委託先が健診結果データを送付する際、異なるデータを誤送付する事故が発生したことを公表した。

同組合によれば、健康診断業務を委託している慈恵医大晴海トリトンクリニックが、2023年12月8日に健康診断を行った事業所へ健診結果データが保存された光ディスクを送付したところ、関係ない13社117人の健診結果データが保存されていた。

1月5日に記録メディアを受領した事業所から同院に連絡があり問題が判明した。光ディスクやデータは事業所において破棄され、データの外部流出がないことを確認した。

同組合では、関東信越厚生局と個人情報保護委員会に報告を行っている。

(Security NEXT - 2024/02/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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