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Symantecの複数製品、旧バージョンに深刻な脆弱性

「CVE-2024-23617」は、「Symantec Data Loss Prevention 14.0.2」および以前のバージョンに影響があり、細工したファイルを開かせることでリモートよりコードの実行が可能になる。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.6」と評価されている。

さらにサーバ向けセキュリティ製品「Symantec Server Management Suite 7.9」では「CVE-2024-23616」が判明したほか、「Symantec Deployment Solution 7.9」においても「CVE-2024-23613」が指摘されている。CVSS基本値はともに「10.0」。

いずれもExodus Intelligenceが2024年1月25日にアドバイザリを公開した。2021年8月にSymantecへ報告済みであり、いずれの製品もサポートが終了しているためアップデートの提供はないとしている。

(Security NEXT - 2024/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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