Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応

マイクロソフトは、現地時間1月17日に同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。すでに悪用が確認されているゼロデイ脆弱性などへ対応している。

「Chromium 120.0.6099.225」「同120.0.6099.224」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとする「Microsoft Edge 120.0.2210.144」をリリースしたもの。

スクリプトエンジン「V8」に判明した3件の脆弱性「CVE-2024-0517」「CVE-2024-0518」「CVE-2024-0519」を修正した。なかでも域外メモリへアクセスする「CVE-2024-0519」については、すでに悪用が確認されている。

また今回明らかとなった「CVE-2024-0519」については、「Microsoft Edge」が提供する「セキュリティモード機能」を有効化することで、脆弱性への影響を軽減できると同社では説明している。

(Security NEXT - 2024/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開