Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Google、「Chrome」のセキュリティアップデートをリリース

Googleは、現地時間1月3日に同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。

Windows向けに「同120.0.6099.200」「同120.0.6099.199」、macOSおよびLinux向けに「同120.0.6099.199」をリリースしたもの。セキュリティに関する6件の修正を行った。

CVEベースで4件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。いずれも重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とした。

具体的には、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-0222」「CVE-2024-0224」「CVE-2024-0225」や、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-0223」を解消している。

同社では今後数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。

(Security NEXT - 2024/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国交省にサイバー攻撃、ネットワーク経由で内閣府に影響
包装資材の通販サイトで侵害被害 - 詳細は調査中
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
イベント募集の関連ファイルに無関係の20年前登記情報 - 福山市
サイバー攻撃で障害、FW更新時に設定ミス - アクリーティブ