Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU

立命館アジア太平洋大学(APU)は、加工することで学生の個人情報が閲覧可能となるファイルを、同大のウェブサイトに掲載していたことを明らかにした。

同大によれば、2018年度に在籍していた学生の氏名、所属、回生、学籍番号、メールアドレスなどの情報を参照することが可能だったもの。12月4日に外部から問い合わせがあり判明した。

同大ウェブサイトに掲載していた表計算ファイルを加工すると、過去に外部リンク機能で一時保存されていたデータを閲覧できる状態だったという。

同大では問題のファイルを削除。原因などを調べている。個人情報の不正利用など二次被害は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2023/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生