Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU

立命館アジア太平洋大学(APU)は、加工することで学生の個人情報が閲覧可能となるファイルを、同大のウェブサイトに掲載していたことを明らかにした。

同大によれば、2018年度に在籍していた学生の氏名、所属、回生、学籍番号、メールアドレスなどの情報を参照することが可能だったもの。12月4日に外部から問い合わせがあり判明した。

同大ウェブサイトに掲載していた表計算ファイルを加工すると、過去に外部リンク機能で一時保存されていたデータを閲覧できる状態だったという。

同大では問題のファイルを削除。原因などを調べている。個人情報の不正利用など二次被害は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2023/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

データ管理システムで設定ミス、顧客情報が閲覧可能に - ピラティス専門店
システムやECサイトで攻撃検知、関連性は未確認 - タカラスタンダード
相談内容など2198件含む報告書をメールで誤送信 - 名古屋市
不正アクセスで医療従事者情報などが流出か - 富士フイルムメディカル
保管していた国勢調査関係書類が一部所在不明、検査過程で判明 - 福岡市
鹿児島県共生・協働センターのFacebookアカで不正投稿 - 不正な広告も
ランサム被害を確認、納品用ファイルは無事 - オムニバス・ジャパン
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性