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NETSCOUT製トラフィック解析ツール「nGeniusPULSE」に脆弱性

NETSCOUTが提供するネットワークトラフィック解析ツール「nGeniusPULSE」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

暗号化キーがハードコードされている「CVE-2023-40300」をはじめ、コマンドインジェクション「CVE-2023-40301」、ファイルパーミッションの不備「CVE-2023-40302」など脆弱性3件が明らかとなったもの。

米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを、「CVE-2023-40300」「CVE-2023-40301」については「9.8」、「CVE-2023-40302」については「9.1」と評価。重要度をいずれも「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同社は、いずれも「同3.11.0-0.397.0」にて修正しており、同バージョン以降へアップデートするよう利用者に呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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