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「PAN-OS」の脆弱性7件を修正 - Palo Alto Networks

Palo Alto Networksは、現地時間12月13日にセキュリティアドバイザリをリリースし、複数の脆弱性に対処したことを明らかにした。

脆弱性によって影響を受けるバージョンは異なるが、同社製ファイアウォールに搭載されている「PAN-OS」の脆弱性7件について明らかにしたもの。4段階ある重要度において、もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

重要度が2番目に高い「高(High)」とされるのは、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2023-6790」の1件。

脆弱性を悪用されると、管理者のブラウザ上でスクリプトを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」においてベーススコアは「7.5」と評価されている。

のこる6件についてはいずれもさらに1段階低い「中(Medium)」とレーティングした。

(Security NEXT - 2023/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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