Atlassianの複数製品に脆弱性 - 重要度は「クリティカル」
さらに「Confluence」の利用者向けに提供されている「Atlassian Companion App for MacOS」では、「CVE-2023-22524」が判明した。ブロックリストやmacOSに用意された「Gatekeeper」を回避してコードを実行されるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを見ると、「CVE-2023-22523」と「CVE-2023-22524」については「9.8」、「CVE-2023-22522」は「9.0」と評価されている。
あわせて同社は、「Confluence」「Jira」「Bitbucket」など複数の製品が、サードパーティ製ライブラリ「SnakeYAML」において過去に判明している脆弱性「CVE-2022-1471」の影響を受けることを明らかにした。リモートよりコードを実行されるおそれがあり、CVSS基本値を「9.8」と評価している。
同社では、各脆弱性について対象となるバージョンを明らかにするとっともに、脆弱性を修正するパッチを適用したり、最新版へアップデートするよう求めている。
(Security NEXT - 2023/12/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局

