Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Atlassianの複数製品に脆弱性 - 重要度は「クリティカル」

Atlassianは、「Atlassian Confluence」「Jira Service Management」などが影響を受ける複数の脆弱性を明らかにした。

現地時間12月5日にセキュリティアドバイザリを公開し、同社製品の脆弱性3件や複数製品に実装されているサードパーティ製ライブラリに起因する脆弱性1件について明らかにしたもの。いずれも重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

具体的に見ると「Jira Service Management」の利用者向けに提供されている「Assets Discovery」において「CVE-2023-22523」が判明した。

同製品はネットワークに接続されたハードウェアやソフトウェアを検出するために利用するネットワークスキャンツール。アプリケーションとエージェント間のやり取りに問題があり、エージェントがインストールされた環境において、リモートよりコードを実行されるおそれがあるという。

また「Confluence Data Center」「Confluence Server」では、テンプレートインジェクションの脆弱性「CVE-2023-22522」が明らかとなった。

匿名で登録されている場合も含め、認証済みのユーザーによって悪用できる脆弱性で、対象のインスタンスにおいてリモートよりコードを実行されるおそれがある。

(Security NEXT - 2023/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施