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Atlassianの複数製品に脆弱性 - 重要度は「クリティカル」

Atlassianは、「Atlassian Confluence」「Jira Service Management」などが影響を受ける複数の脆弱性を明らかにした。

現地時間12月5日にセキュリティアドバイザリを公開し、同社製品の脆弱性3件や複数製品に実装されているサードパーティ製ライブラリに起因する脆弱性1件について明らかにしたもの。いずれも重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

具体的に見ると「Jira Service Management」の利用者向けに提供されている「Assets Discovery」において「CVE-2023-22523」が判明した。

同製品はネットワークに接続されたハードウェアやソフトウェアを検出するために利用するネットワークスキャンツール。アプリケーションとエージェント間のやり取りに問題があり、エージェントがインストールされた環境において、リモートよりコードを実行されるおそれがあるという。

また「Confluence Data Center」「Confluence Server」では、テンプレートインジェクションの脆弱性「CVE-2023-22522」が明らかとなった。

匿名で登録されている場合も含め、認証済みのユーザーによって悪用できる脆弱性で、対象のインスタンスにおいてリモートよりコードを実行されるおそれがある。

(Security NEXT - 2023/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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