Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランサムウェアによるデータ暗号化被害が発生 - アイテス

電子部品の解析や太陽光パネルの販売などを手がけるアイテスは、第三者によってサーバを侵害され、ランサムウェアによりデータを暗号化されたことを明らかにした。

同社によれば、10月20日に同社サーバが侵害されたことが判明。同月23日に事態を公表するとともに、外部協力のもと調査を進めていた。

調査の結果、ネットワークやサーバが外部の第三者により侵害され、ランサムウェアを用いてデータを暗号化されたことが判明した。

被害が生じた機器に対するフォレンジック調査やログの解析において、情報の窃取やデータが外部へ転送された痕跡などは見つかっておらず、個人情報や顧客情報の不正利用なども確認されていないとしている。

今回の問題を受け、同社では脆弱性管理の徹底、強固な認証方式の利用、監視体制やインシデント対応体制の整備などを進め、再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2023/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意