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東大教員PCが標的型攻撃でマルウェア感染 - 対策ソフトは検知せず

また過去の同部学生に関する成績や評価、過去の試験問題など24件、同部における所属教員の評価など30件なども流出したおそれがある。

研究に関する情報や知的財産など、個人情報以外の情報については流出を否定。また他端末やサーバ、ネットワーク機器などに対して感染を拡大したり、不正侵入するといった試みなども確認されていないという。

同大では、対象となる学生や関係者に説明と謝罪を進めているが、二次被害の報告などは寄せられていない。今回の問題を受け、学内関係者に対する指導をさらに強化し、再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2023/10/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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