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Atlassian、「Bitbucket」「Confluence」などの脆弱性を修正

Atlassianは、9月のセキュリティアドバイザリを公開し、脆弱性4件に対応したことを明らかにした。

同社が提供する「Bitbucket」「Confluence」「Jira Service Management」「Bamboo」に脆弱性が明らかとなり対処したもの。

具体的には、「Bitbucket」においてリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2023-22513」、「Confluence」ではサービス拒否の脆弱性「CVE-2023-22512」を修正した。いずれもバグバウンティプログラムを通じて報告を受けたという。

さらに「Jira Service Management」では「gson」の脆弱性「CVE-2022-25647」、「Bamboo」では「Apache Tomcat」の脆弱性「CVE-2023-28709」など、サードパーティ製ソフトウェアに起因する脆弱性の影響を受けることが判明した。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」におけるベーススコアは「CVE-2023-22513」が「8.5」とされており、他3件については「7.5」と評価。重要度はいずれも上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。

同社では、各製品においてアップデートを用意しており、最新版へ更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/09/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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