Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

北米法人で情報流出を確認、ランサム影響か - アルプスアルパイン

アルプスアルパインは、北米の現地法人において情報流出を確認した。同社グループで発生したランサムウェア被害の影響によるものと見られている。

同社は、グループで管理するサーバにおいてランサムウェアによる攻撃を9月10日に検知。事態を公表するとともに外部協力のもと影響の範囲など詳細について調査を進めているが、北米の現地法人において従業員に関する個人情報や業務ファイルが流出していることを確認した。

原因については調査中としているが、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃が関係している可能性が高いとしている。顧客情報の流出ついては確認されていない。

またサイバー攻撃の影響で一部システムを使用できない状況に陥り、生産や出荷に影響が出ていたが、メキシコの生産拠点以外については9月14日の時点で生産と出荷を再開済みだという。

(Security NEXT - 2023/09/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目