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Adobe、「AEM」など複数製品向けにセキュリティアップデート

Adobeは、複数製品に対して脆弱性を修正するセキュリティアップデートをリリースした。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、4製品に向けてアップデートをリリースしたもの。

「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」では、重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性「CVE-2023-26369」を修正した。すでに悪用も確認されており、早急な対処が求められる。

また「Adobe Experience Manager(AEM)」では2件の脆弱性「CVE-2023-38214」「CVE-2023-38215」を修正。さらに「Adobe Connect」では「CVE-2023-29305」「CVE-2023-29306」に対処した。

これら4件の脆弱性に関しては、いずれも重要度が3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。適用優先度については、3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングで更新するよう呼びかけた。

(Security NEXT - 2023/09/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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