体臭関連製品扱う通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
体臭関連の検査サービスや対策製品を取り扱う通信販売サイト「体臭対策ドットコム」が不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性があることがわかった。
同サイトを運営するベネフィット−イオンによれば、脆弱性を突く不正アクセスを受けたもの。決済アプリケーションを改ざんされる被害などが発生し、個人情報が流出した可能性がある。
2022年11月5日から2023年3月17日にかけて、同サイトでクレジットカード決済を利用した227人が対象としており、クレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコードなどが流出し、不正に利用された可能性がある。
またメールマガジンリストに登録された氏名やメールアドレス、購買履歴にある氏名、住所、電話番号、購買情報、IPアドレスといった利用者の個人情報なども被害に遭った可能性がある。
3月17日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について指摘があり問題が発覚。同日、個人情報保護委員会へ報告を行った。
外部事業者による調査は5月19日に完了しており、8月8日に警察への被害申告を行った。対象となる顧客に対しては、9月4日よりメールや書面を通じて経緯の説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2023/09/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
開発環境が侵害 マルウェア感染と個人情報流出を確認 - ジモティー
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
