Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Synology製ネットワーク監視カメラにRCE脆弱性

人物や車両検出、動体検知などの監視機能を提供するSynology製のネットワークカメラ「Synology Camera BC500」「同TC500」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

一部ファームウェアにおいて、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「Synology-SA-23:11」が明らかとなったもの。重要度はもっとも高い「クリティカル(Critical)」と評価されている。

アドバイザリにおいてCVE番号は示されていない。同社では「ファームウェア1.0.5-0185」にて脆弱性に対処。同バージョン以降へ更新するよう呼びかけている。

また一時的な緩和策として、ファイアウォールにより信頼できるクライアントのみアクセスできるよう制限をかけることを挙げている。

(Security NEXT - 2023/09/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施