Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Tomcat」にオープンリダイレクトの脆弱性 - 修正版が公開

Apache Tomcatの開発チームは、現地時間8月25日に脆弱性やバグを修正した「Apache Tomcat 10.1.13」「同9.0.80」「同8.5.93」をリリースした。

これらアップデートでは、フォーム認証において信頼できないURLへの転送に悪用されるおそれがある「オープンリダイレクト」の脆弱性「CVE-2023-41080」を修正した。

そのほかエラーコードの挙動における仕様変更や複数の修正を行っている。

また「Apache Tomcat 8.5」系については、2024年3月31日にサポートの終了を予定しており、注意が呼びかけられている。

(Security NEXT - 2023/08/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ