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サイバー攻撃で情報流出の可能性 - セイコーグループ

セイコーグループがサイバー攻撃を受け、同社やグループ会社に関する情報が外部に流出した可能性があることがわかった。同社では詳細について調査を進めている。

同社によれば、同社IT部門において一部サーバが侵害されたことを7月28日に確認したもの。

調査を行ったところ、侵害されたファイルサーバの内部に保存されていた同社やグループ会社に関する情報が外部に流出した可能性があることが判明した。一部サービスにおいて遅延が生じるなど影響も出ているという。

今回の問題を受け、同社は警察へ通報するとともに、個人情報保護委員会へ報告。外部協力のもと、サーバ内に保存されていた情報をはじめ、影響の範囲や侵害された経路、原因、事業継続への影響など引き続き調査を進めている。

(Security NEXT - 2023/08/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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