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Windows版「ウイルスバスタークラウド」に脆弱性 - 自動更新で対応

トレンドマイクロの「ウイルスバスタークラウド」に脆弱性が明らかとなった。自動アップデートにより修正を行っている。

Windows向けに提供されている「同17.7」に権限昇格の脆弱性「CVE-2023-30902」が存在することが判明した。同脆弱性はローカル環境から悪用が可能であり、脆弱性を悪用されると、同社製品に関するレジストリキーを削除されるおそれがあるという。

同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」において、同脆弱性のベーススコアを「2.9」と評価している。

同社は「同17.7.1903」にて同脆弱性を修正し、自動更新によりアップデートを配信した。適用されていない場合は、手動で同バージョン以降にアップデートするよう求めている。

(Security NEXT - 2023/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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