Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

悪質電話転送サービス事業者の保有固定電話番号を一括停止 - 振込詐欺対策で

総務省は、電気通信事業者における振り込め詐欺などに悪用された固定電話番号の利用停止スキームについて改定した。これを受けてNTT東西においても7月1日より対策を強化する。

SNSなど用いたいわゆる「闇バイト」を利用する強盗や特殊詐欺などの事件が発生し、2023年3月に犯罪対策閣僚会議で「SNSで実行犯を募集する手口による強盗や特殊詐欺事案に関する緊急対策プラン」が決定されたことを受け、総務省において特殊詐欺で利用された固定電話番号の利用停止における電気通信事業者の対応スキームについて見直しを行ったもの。

これまでも特殊詐欺に悪用された固定電話番号に関して、警察の要請にもとづき利用の停止や契約者の情報提供、あらたな番号の提供を拒否することなどを、2019年9月に業界団体を通じて電気通信事業者へ要請していた。

犯行を容易にする悪質な電話転送サービス事業者への対策として今回スキームを改定。従来の内容にくわえて一定の要件を満たした場合、警察庁の要請のもと、電話転送サービス事業者が保有する固定電話番号に対しても一括して利用を制限することとした。

NTT東西では、総務省から通知されたスキームを踏まえ、7月1日に契約約款を改正。要請に応じてあらたな固定電話番号の提供拒否となった契約者については、保有する固定電話番号を一括して利用停止の措置を講じるとしている。

(Security NEXT - 2023/06/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 4件は「クリティカル」との評価も
デジタル庁「マイナポイント」アプリのAndroid版に脆弱性
Ciscoが事前予告、9月2日に複数製品の修正版を公開見込み
「SQL Server」「NetScaler」など既知脆弱性6件で悪用確認 - 米当局が警告
レンタルサーバ設備で侵害、サービスを一時停止 - NTTスマートコネクト
eギフトサービスのシステムが侵害、不正交換も - 全日空商事
「Next.js」に複数の深刻な脆弱性 - リリース予定を前倒し
米当局、「Gitea」のRCE脆弱性に注意喚起 - 悪用確認
Google、「Chrome 152」をリリース - 脆弱性327件を修正
SonicWallのLinux向けVPNクライアントに複数の脆弱性