「MS Edge 114.0.1823.41」をリリース - ゼロデイ脆弱性を解消
マイクロソフトは、現地時間6月6日にゼロデイ脆弱性を解消した「Microsoft Edge 114.0.1823.41」をリリースした。
今回のアップデートは、「Chromium 114.0.5735.110」をベースとしたセキュリティアップデート。同社では6月2日に「Microsoft Edge 114.0.1823.37」をリリースしたばかりだが、その後判明した脆弱性の修正を行なっている。
具体的には、JavaScriptエンジン「V8」に明らかとなった「型の取り違え」の脆弱性「CVE-2023-3079」に対処した。同脆弱性に関しては、すでに悪用が確認されている。
Googleでは、これに先立ち現地時間6月5日にWindows向けに「Chrome 114.0.5735.110」、macOSおよびLinux向けに「同114.0.5735.106」をリリースし、同脆弱性に対応していた。
またマイクロソフトではアップデートの準備を進めていることを明らかにするとともに、緩和策として「Microsoft Edge 111」以降で利用できる「拡張セキュリティモード」の活用を呼びかけていた。
(Security NEXT - 2023/06/07 )
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