Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Barracuda ESG」脆弱性、修正の7カ月前に悪用の痕跡

利用者に対しては、あらためて同アプライアンスがBarracudaより配信されたアップデートを受信し、最新の状態となっているか確認するよう注意を喚起した。

侵害されたアプライアンスについては使用を中止し、同社サポートへ連絡を取ってあたらしい機器へ差し替えるよう求めている。

くわえて同アプライアンスと接続された「LDAP」「Active Directory」「Barracuda Cloud Control」「FTP」「SMB」「プライベートSSL/TLS証明書」などの認証情報を変更するよう呼びかけた。

また「IoC(Indicators of Compromise)」情報やYARAルールを共有するとともに、引き続き調査を進めている。

(Security NEXT - 2023/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Barracuda ESG」に再びゼロデイ脆弱性 - 外部ライブラリに起因、利用者は注意を
「Barracuda ESG」狙う継続的な攻撃に注意喚起 - JPCERT/CC
米当局、「Barracuda ESG」へのゼロデイ攻撃で追加IoC情報を公開
「Barracuda ESG」へのゼロデイ攻撃 - フォレンジック調査に対抗、活動を隠蔽
Barracuda、「ESGアプライアンス」の交換を呼びかけ
Barracuda ESGの侵害、中国関与か - スパム装いゼロデイ攻撃を隠蔽
「Barracuda ESG」への攻撃で利用されたマルウェアの分析レポート - 米当局
Barracuda製メールセキュリティ製品に脆弱性 - すでに悪用も