ワコム製タブレットのmacOS向けドライバインストーラーに脆弱性
ワコム製タブレットのmacOS向けドライバインストーラーに脆弱性が判明した。最新版を利用するよう呼びかけられている。
ファイルアクセス時のリンク解釈が適切ではない脆弱性「CVE-2023-27529」が明らかとなったもの。悪意あるスクリプトの実行後にインストーラーを実行すると、root権限で任意のコードを実行されるおそれがある。
JPCERTコーディネーションセンターでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」において同脆弱性のベーススコアを「7.7」と評価している。
同脆弱性は、中川恒氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行なった。
ワコムでは「Wacom Tablet Driver 6.4.2-1」にて脆弱性を修正しており、最新版のインストーラーを利用するよう注意が呼びかけられている。
(Security NEXT - 2023/05/25 )
ツイート
PR
関連記事
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
