Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「NSX-T」にXSS脆弱性、アップデートがリリース

VMwareが提供する「NSX-T」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

同製品に反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2023-20868」が存在することが明らかとなったもの。非公開で報告を受けたという。

同脆弱性を悪用してHTMLやJavaScriptが挿入された場合、悪意のあるページにリダイレクトされるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「4.3」、重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングした。

「NSX-T 3.2.x」に影響があり、同社では脆弱性を修正した「同3.2.3」をリリースした。「同3.1.x」「同3.0.x」および「NSX 4.x」については同脆弱性の影響を受けない。

(Security NEXT - 2023/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に