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DMハガキ宛先にクレカ番号を誤印字 - 三井住友カード

三井住友カードは、同社が発行する提携カードの顧客へ送付したダイレクトメールにおいて、表面の宛先部分に誤ってクレジットカード番号を印字するミスがあったことを明らかにした。

同社によれば、提携カード「AOYAMA VISAカード」「AOYAMA PiTaPaカード」「AOYAMA LiVE MAX VISAカード」「BLUE ROSE CARD」の会員に対し、4月18日と20日に利用代金明細書の有料化を案内する圧着ハガキのダイレクトメールを発送。

その際、本来ならば表面の宛先部分に顧客照会番号を印字すべきところ、誤ってクレジットカード番号を印字してしまったという。対象件数は29万771件で、有効期限やセキュリティコードなどの記載はないという。

同社はダイレクトメールについて、顧客が登録した住所へ送付したものとし、クレジットカード番号が第三者へ流出する可能性は低いと説明。不正利用による損害が生じた場合は規約に基づき支払いを行うとした。

対象となる顧客に対しては、経緯を説明する書面を順次送付。差し替えなどを希望する顧客などへも対応していく。

(Security NEXT - 2023/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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