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英米、Cisco製ルータへの脆弱性攻撃に注意喚起 - 露関与と分析

2017年1月の時点でセキュリティ研究者によってエクスプロイトコードが公開されており、Cisco Systemsでは、アドバイザリのリリース当時より利用者へ注意を呼びかけていた。

また同社ではアドバイザリを2023年4月に更新。今回報告された「CVE-2017-6742」に限らず、アドバイザリで同時に修正された「CVE-2017-6736」「CVE-2017-6737」「CVE-2017-6738」「CVE-2017-6739」「CVE-2017-6740」「CVE-2017-6743」「CVE-2017-6744」についても悪用が確認されていることを明らかにしている。

さらに「CVE-2017-6741」についても、エクスプロイトコードが利用できる状態にあるという。

同社は、脆弱性を悪用された場合、機器がリロードされ、「crashinfoファイル」が生成されると説明。「Cisco Technical Assistance Center(TAC)」に連絡してファイルを確認し、デバイスの侵害状況を判断するよう求めている。

(Security NEXT - 2023/04/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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