Google、「Chrome 112.0.5615.121」をリリース - ゼロデイ脆弱性を修正
Googleは、ブラウザのセキュリティアップデートをリリースした。ゼロデイ脆弱性を解消している。
「Windows」や「macOS」「Linux」向けに「Chrome 112.0.5615.121」をリリースしたもので、セキュリティに関する2件の修正を行なった。CVEベースで1件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。
今回修正された「CVE-2023-2033」は、JavaScriptエンジン「V8」に明らかとなった型の取り違えの脆弱性。4段階の重要度において、上から2番目にあたる「高(High)」とされている。
同脆弱性は、Googleの脅威分析グループのセキュリティ研究者より4月11日に報告を受けたもので、すでに悪用が確認されているという。同社は数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2023/04/17 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開