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ブラウザ「Firefox 112」がリリースに - 脆弱性22件を解消

Mozilla Foundationは、現地時間4月11日にブラウザの最新版となる「Firefox 112」をリリースした。複数の脆弱性を修正している。

今回のアップデートでは、パスワードフィールドを右クリックすることでパスワードを表示できるオプションを追加するなど、複数の機能強化を実施した。また非推奨となった「U2F Javascript API」のデフォルト設定を「無効」に変更した。

またプラットフォームによって影響を受ける脆弱性は異なるが、あわせて22件の脆弱性に対応している。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

具体的には重要度が2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性10件を修正。「中(Moderate)」とされる8件、「低(Low)」とされる4件に対処している。

(Security NEXT - 2023/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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