ウェブ会議システム「Apache OpenMeetings」に深刻な脆弱性
ウェブ会議機能などを提供するオープンソースソフトウェア「Apache OpenMeetings」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
「同2.0.0」以降において、ハッシュ値を含む「招待URL」を悪用することで、第三者が招待されたユーザーになりすましてログインすることが可能となる権限昇格の脆弱性「CVE-2023-28326」が明らかとなったもの。
開発グループでは、脆弱性の重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアを「9.8」と評価。重要度を「クリティカル(Critical)」とした。
開発チームでは、2月11日にリリースした「同7.0.0」にて同脆弱性を解消している。
(Security NEXT - 2023/04/05 )
ツイート
PR
関連記事
GitLab、クリティカルパッチを公開 - 脆弱性17件に対応
土地改良区一覧表に個人情報、サイトに誤掲載 - 茨城県
「TSUBAME」の観測グラフを公開休止 - より利便性の高いデータ提供を検討
顧客情報含むUSBメモリが電車内で盗難 - トヨタホーム東京
サイバー攻撃被害が判明、影響範囲など調査 - 異物検査機メーカー
動画配信サービス「Hulu」にPWリスト攻撃 - 強制リセット実施
「Spring Framework」にパストラバーサルの脆弱性
「Spring Framework」に複数のDoS脆弱性 - アップデートで修正
「Apache OFBiz」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ruby環境向け「SAMLライブラリ」に深刻な脆弱性