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2022年4Qのクレカ不正利用被害は約128億円 - 前期比24.3%増

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2022年第4四半期における不正利用被害の内訳(日本クレジット協会の発表をもとに独自に作成)

クレジットカードの不正利用被害において、番号盗用被害が94.4%を占める。

2019年以降、8割以上を超えており被害が目立っているが、特に2020年第1四半期以降は9割を超える水準で推移している。

番号盗用被害における国内外の比率を見ると国内が前四半期から0.8ポイント上昇し、77.9%だった。前四半期の約73億9000万円から約93億9000万円へと約20億円増加している。

海外における被害は22.1%にあたる約26億7000万円。割合で見ると前四半期から0.8ポイントの減少となるが、被害額としては前四半期の約22億円から約4億7000万円増となっている。

偽装カードによる被害は、国内が約1000万円で前四半期の約2000万円から減少。海外は約5000万円で前四半期から横ばいだった。

(Security NEXT - 2023/04/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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