「NGINX Agent」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートがリリース
「NGINX」の構成管理やモニタリング機能を提供する「NGINX Agent」に、機密情報をログへ記録する脆弱性「CVE-2023-1550」が明らかとなった。
ログ記録においてデフォルト以外のトレースレベルを有効化している場合に影響があり、ログの閲覧権限を持つ攻撃者によってプライベート鍵を取得されるおそれがあるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「5.5」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。「NGINX Instance Manager」も影響を受ける。
開発チームでは、「NGINX Agent 2.23.3」および「NGINX Instance Manager 2.9.0」をリリースし、脆弱性を修正した。
(Security NEXT - 2023/03/30 )
ツイート
PR
関連記事
個人情報や生産データが流出した可能性 - JVCケンウッド
日立製ディスクアレイシステム「Hitachi VSP」に平文PWをログ保存する脆弱性
JVNで6製品の使用中止を呼びかけ - 脆弱性見つかるも開発者と連絡不能
バッファローのNAS製品にMITM攻撃でコード実行のおそれ
米当局、脆弱性3件の悪用に注意喚起 - FortinetやIvantiの製品が標的に
USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超