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「NGINX Agent」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートがリリース

「NGINX」の構成管理やモニタリング機能を提供する「NGINX Agent」に、機密情報をログへ記録する脆弱性「CVE-2023-1550」が明らかとなった。

ログ記録においてデフォルト以外のトレースレベルを有効化している場合に影響があり、ログの閲覧権限を持つ攻撃者によってプライベート鍵を取得されるおそれがあるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「5.5」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。「NGINX Instance Manager」も影響を受ける。

開発チームでは、「NGINX Agent 2.23.3」および「NGINX Instance Manager 2.9.0」をリリースし、脆弱性を修正した。

(Security NEXT - 2023/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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