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不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加

「不正アクセス行為」における手口を見ると「識別符号窃用型」が482件215人にのぼり、「セキュリティホール攻撃型」は9件8人にとどまる。

「識別符号窃用型」の内訳を見ると、パスワードの設定や管理の甘さに漬け込んだケースが47.7%にのぼり、元従業員や知人など知り得る立場を悪用した犯行が8.5%、利用者から聞き出したり、覗き見したケースが7.9%で続く。

フィッシングサイトより入手したケースが2.9%、インターネット上へ流出したり、公開されている情報を入手したケースが1.9%だった。

一方攻撃対象としては、オンラインゲームやコミュニティサイトが48.3%と半数近くにのぼり、社員、会員用の専用サイトが21.6%、インターネットショッピングが5.4%、インターネットバンキングが3.5%で続いている。

(Security NEXT - 2023/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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